木材だけでなく書籍も食べる~書籍被害の原因がシロアリか調べる~

シロアリはなんでも食べる~本も大好物な厄介者~

シロアリの食害スピードは速い

「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」という2種類のシロアリは、日本で多くの被害を出しています。シロアリは木材を主食としているために、住宅が被害に遭うと、柱や梁など構造上大切な木材を食べ尽くす可能性もあります。どうして体長約3mmのシロアリが、住宅の木材を食べ尽くすのでしょうか。それは、シロアリが集団生活をしているからです。ヤマトシロアリは数万頭以上で、イエシロアリは100万頭以上で集団生活をしています。そのため、1匹のシロアリ被害は小さいのですが、イエシロアリの場合は、1年間で3m弱の木材が食害に遭う計算になります。

なんでも食べるシロアリ

シロアリは、木材に含まれている「セルロース」という成分を栄養素としています。そのために、倒木や死んだ木が好物で、住宅の場合は、柱や梁、土台といった木材に被害が多く発生します。また、断熱材で使用する発泡スチロールや発泡ウレタンも被害によく遭います。それだけでなく、シロアリは書籍や衣服、プラスチックやコンクリート、そして柔らかい金属などなんでも食べることできる雑食の害虫で、食害のスピードが速いことが特徴です。

シロアリから本を守る~まずはシロアリの有無を確認せよ~

シロアリ被害

久しぶりに手に取った愛読書が、シロアリによる書籍被害に遭っていることもあります。シロアリ被害は早めに対処する必要がありますが、まずは住宅内部でほかに被害がないか。シロアリの痕跡はないか。などをチェックしましょう。

シロアリのセルフチェックポイント

自宅内部の空洞確認
住宅内部で、最も被害が大きいのが壁や柱などの木材です。木材の内部だけを器用に食害して、皮一枚を残しますので、見た目はほとんど変化がないでしょう。そのため、シロアリ被害に遭っていないか、壁や柱を叩いて確認しましょう。空洞音が聞こえたら、被害が発生している可能性もあります。また、床がフワフワとしていたら、シロアリが原因の可能性があります。
土の塊がある
シロアリは空気を嫌いますので、木材の中を移動します。木材がない場所では、蟻道と呼ばれている土でできたトンネルを作り、移動していきます。床下の基礎や土台に土の塊や道ができているのであれば、食害に遭っている証拠となります。蟻道は壊すと、大量のシロアリがでてきますので、自分で壊さないようにしてください。住宅の木材に食害があるだけでシロアリ被害と決めることはできませんが、外部から持ち込んだ土がついている場合、シロアリの可能性は高いでしょう。

シロアリ発見後の的確な行動

被害を食い止める冷静な判断

もし、シロアリを発見したらすぐに退治することが大事です。現在では駆除用のスプレーも簡単に手に入りますが、自分で駆除することはオススメしません。確認できない場所に、沢山のシロアリが生息していることもありますので、素人では完全に退治することは難しいでしょう。さらに駆除用スプレーの使い方を間違えてしまうと、家族が健康被害に遭うこともありますし、大事な書籍を傷めてしまうこともあります。セルフチェックでシロアリ被害を確認したら、駆除業者に連絡することが、被害を食い止めるいちばんの方法です。

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